古典・歴史

スシュルタ・サンヒター

Suśruta Saṃhitā / सुश्रुत संहिता

Definition

外科を中心にまとめられたアーユルヴェーダの古典。古代の外科手技や器具の記述で知られる。

この項目のポイント

  • スシュルタ・サンヒターは外科を中心にまとめられた古典
  • 古代の外科手技や器具、形成外科的な記述で知られる
  • チャラカ・サンヒターと並ぶ二大古典のひとつ

スシュルタ・サンヒターとは

スシュルタ・サンヒター(Suśruta Saṃhitā)は、アーユルヴェーダの外科(シャリヤ・タントラ)を中心にまとめられた古典文献です。編纂者とされる賢者スシュルタの名を冠し、切開・縫合・器具などの外科手技を詳しく記していることで知られます。

位置づけ

内科を中心とするチャラカ・サンヒターと並び、アーユルヴェーダの二大古典とされます。両者を合わせて学ぶことで、当時の医学が内科・外科の両面から体系化されていたことがわかります。

特徴

鼻の形成手術(皮弁を用いる手技)の記述などが残り、古代の外科の水準を示す資料として世界的にも注目されています。ドーシャの理論に基づく点はアーユルヴェーダ全体と共通します。

本項目は歴史的・伝統的な知識の紹介であり、医学的な診断・治療を目的とするものではありません。

FAQよくある質問

スシュルタは「外科の父」と呼ばれるのですか?

スシュルタは古代インドの外科の体系をまとめたことで知られ、しばしば「外科の父」と称されます。鼻の形成手術など、当時としては高度な手技の記述が残されています。